絶望ロボット
同じロボット研究者が絶望する。ので、絶望ロボット。
カメラはナシ、本体ジャイロセンサだけ。
足のセンサすら無いとか。
え?姿勢制御どうすんの?
↓
色々な地形を仮想シュミレーター内で
200万年分を4000台で学習(実際の時間は5時間)する。
究極の運動能力を持った「脳」を作ると。
!!そーゆーアプローチですか!!
転んでもその状態(ジャイロセンサーからは天地逆という信号、角度〇度)は既に学習済みで、
最適な対応方法も決まっているので
0.5秒で復帰。すげぇ。
これ、すごいのが
「自分に足が付いていること」も学習してない状態からスタートするらしい・・・。
恐らく、
全く見えない暗闇の状態でスタートで
自分の状態が
斜めなのか、上下逆さまなのか
ジャイロの情報のみで判定して、
どうしたら通常の状態になるのか
を、ひたすら試行錯誤するんだろうな。
「なんか、ここの回路スイッチをONにしたら姿勢が戻った(→それは足のモーターのスイッチでした。)」
ということ?すげ。
「AIは学習したことしか出来ない。
だから人間を超えることは無い!」
とは言うけど、
今回のこの学習方法を聞くと
「これって進化では。」と思ってしまう。
カメラ、各種センサ、レーダーを主とする
姿勢制御は過去のものになるのか?
(確かに最近、
カメラを大量に付ければ良いって訳でも無くなってた気がするけど・・・)
研究されてる方達の発想ってすごい!と思った。